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五轮书地水火风空 日文原版-第5章

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鋭伽牡坤颏郡筏摔撙毪长任业坤伪à胜辍⑷护毪摔瑜盲埔蝗摔筏剖摔摔痢⑶摔蛞预仆蛉摔藙伽牡览砗韦尾顒eあらんや、よくゝゝ吟味あるべし、去ながら常々の稽古のとき千人万人をあつめて此道為習ふ事なる事にあらず、独り太刀をとっても其敵々の智略をはかり、敵の強弱手たてを知り、兵法の智徳を以て万人に勝つ所を極め、此道の達者となり、我兵法の直道世界に於て誰か得ん、又は何れか極めむと慥に思ひ取て、朝鍛夕錬して研きをほせて後独り自由を得、おのづから奇特を得、通力不思議有るところ是れ兵として法を行ふ息なり

一 場の次第と云ふ事
場の位を見分くる所、場において日を負うと云ふ事有り、日を後方になして構ふるなり、若し所により日を後方にすることならざるときは、右の茫厝栅颏胜工浃Δ摔工伽贰⒆螭摔皮猡ⅳ辘颏Δ筏碛颐|となすこと同前なり、後方の場つまらざるやうに左の場をくつろげ、右の場をつめて構へたき事なり、夜にても敵の見ゆる所にては、火を後方に負ひ、あかりを右茫摔工毪长韧挨刃牡盲茦嫟妞伽猡韦胜辍长蝾陇工仍皮栅粕伽筏飧撙摔蓼妞霕敜诵牡盲伽贰⒆螭摔皮仙献蚋撙人激栅伽贰P戦になりて敵を追まわすこと我左の方へ追廻す心、難所を敵の後ろにさせ、何れにても難所へ追掛ること肝要なり、難所にて敵に場を見せずと云ひて、敵に顔をふらせず油断なくせりつむる心なり、座敷にても敷居、鴨居、戸障子、椽など、又柱などの方へ追詰むるにても、場を見せずと云ふこと同前なり、何れも敵を追かくる方足場のわるき所、又は茫藰嫟窑斡肖胨⒑韦欷鈭訾蔚盲蛴盲黏啤訾蝿伽颏Δ毪趣い招膶煠摔筏啤⒛埭fゝ吟味して鍛錬あるべきものなり、
兵法の道を行ふものは、常に其道に心をつけて、座敷に居ても其座の損得を知り、座の道具に付けても其利を得、又外面にても山を見て、其山の利を知り、川を見ては其徳を覚え、沼ふけまでも兵法の利をを受る心肝要なり

一 三つの先と云ふ事
三つの先、一つは我方より敵へ掛る先、之をけんの先と云ふなり、又一つは敵より我方にかゝる時の先、是はたいの先と云ふなり、又一つは我もかゝり敵もかゝり合う時の先、体々の先と云ふ是三つの先なり、何れの戦初めにも此三つの先より外はなし、先の次第を以てはや勝事を得るものなれば、先と云ふ事兵法の第一なり、此先の仔細様々ありといへども、其時の理を利とし、敵の心を見、我兵法の智悾蛞预苿偈陇胜欷小⒓殼浃藭证胧陇摔ⅳ椁骸
第一懸の先、我かゝらんと思ふ時静にして居り、俄かに早くかゝる先、上を強く早くし、底をのこす心の先、又我心を如何に強くしても足は常の足に少し早く敵のわきへ寄ると早く揉み立つる先、又心をはなって、初中後同じ事に敵を挫ぐ心にて、底までつよき心に勝、是れ何れも懸の先なり
第二待の先、敵我方へかゝりくる時少しも介意ず弱きやうに見せて、敵ちかくなりてつんと強くはなれて飛つくやうに見せて、敵のたるみを見て、直につよく勝つ事、これ一つの先、又敵かゝり来る時、我もなほ強くなって出る時、敵のかゝる拍子のかはる間を受け、そのまゝ勝を得る事是待の先の利なり
第三体々の先、敵早くかゝるには我静につよくかゝり、敵近くなりてつんと思ひ切る身にして敵の余裕の見ゆる時、直につよく勝つ、又敵静にかゝる時、我身浮きやかに少し早くかゝりて、敵近くなりて一揉み揉み、敵の色にしたがひ、強く勝つ事是体々の先なり、此儀こまかに書分けがたし、此書付を以て大略工夫あるべし、此の三つの先、時にしたがひ理にしたがひ、何時にても我方よりかゝる事にはあらざれども、同じくは我方より計りて敵を廻はしたき事なり、いづれも先の事兵法の智力を以て勝つ事を得る心、よくゝゝ鍛錬あるべし

一 枕をおさゆると云ふ事
枕をおさゆるとは、頭をあげさせずと云心なり、兵法勝負の道に限って人に我身をまわさして跡につく事悪し、いかにもして敵を自由にまわしたき事なり、然るによって敵も左様に思ひ我も其心あれども、人のすることをうけがはずしては叶ひがたし、兵法に敵の打ところを止め、つくところを抑へ、ふむ所をもぎはなしなどする事なり、枕を抑ゆると云ふは我が実の道を得て敵にかゝり合う時、敵何事にても思ふきざしをせぬ内に我是を知りて、敵のうつと云ふ其のうの字の頭を抑へて、後をさせざる心、是枕を抑ゆる心なり、縦令へば敵のかゝると云ふかの字を抑へ、とぶと云ふとの字の頭を抑へ、きると云ふきの字を抑ふる、みな以て同じ心なり、敵我にわざをなす事に付て、役に立ざる事をば敵に任せ、役にたつほどの事をばおさへて敵にさせぬやうにする所兵法の専なり、是も敵のすることをおさえんゝゝゝゝとする心後手なり、先我は何事にても道に任せてわざをなすうちに、敵もわざをせんと思ふ頭を抑へて、何事も役にたゝせず、敵をこなす所、是兵法の達者、鍛錬の故なり、枕を抑ふる事能くゝゝ吟味有べきなり

一 渡を越すと云ふ事
渡を越すと云ふは、縦令ば海を渡るに瀬渡と云所もあり、又は四十里五十里と云ふ長き海を越すをも渡りと云なり、人間の世を渡るにも、一代のうちには、渡を越すと云ふ所多かるべし、船路にして其渡の処を知り、船の位を知り、或は開きの風にたより、或は追風をも受け、若し風変りても二里三里は櫓櫂を以ても港につくと心得て、船を伻·甓嗓蛟饯工长趣胜辍⑵湫膜虻盲啤⑷摔问坤蚨嗓毪摔庖淮笫陇摔堡贫嗓蛟饯工人激招膜ⅳ毪伽贰⒈☉椁韦Δ沥摔狻⒍嗓蛟饯工长雀我胜辍长挝护颏Δ薄⑽窑恧芜_者を覚え、其理を以て渡を越すことよき船頭の、海路を越すに同じ、渡を越ては又心やすき所なり、渡を越と云ふ事、敵によわみを着け、我身先になりて大形早や勝所なり、大小の兵法の上にも、渡を越すと云ふ心肝要なり、能々吟味あるべし

一 景気を知ると云ふ事
景気を見ると云は、大分の兵法にしては、敵の栄え衰へを知り相手の人数の心を知り、其場の位をうけ、敵の景気を能く見分け、我人数何と仕かけ、此兵法の理にて、慥に勝と云所を呑込みて、先の位を知て戦ふ所なり、又一分の兵法も、敵の流れを弁え、相手の人がらを見うけ、人の強き弱き所を見つけ、敵の気色にちがふ事をしかけ、敵のめりかりを知り、其間の拍子を知りて、先をしかくる所肝要なり、物事の景気と云事は、我が智力強ければ必ず見ゆる所なり、兵法自由の身になりては、敵の心を能く計て勝つ道多かるべき事なり、工夫有べし

一 けんをふむと云ふ事
剣をふむと云ふ心は、兵法に専ら用ゆる義なり、先づ大きなる兵法にしては敵、弓鉄砲にてもはなしかくる時、我は其後にかゝらんとするによって、敵は更に又弓をつがひ鉄砲に薬をこめて撃出すゆゑ、こみ入がたし、我は敵の弓鉄砲を放つ内に早くかゝるべしと云ふ心なり、早くかゝれば矢も番ふ暇なく、鉄砲をも撃出すいとま無く、敵何事をも施し得ざる心なり、物事を敵のしかくると、其侭其の理を受て敵のする事をふみつけて勝つ心なり、又一分の兵法も敵の打出す太刀の後へ打てばとたんゝゝゝとなりて、捗ゆかざる所なり、敵の打出す太刀は足にてふみ付ける心にして、打出す所を勝つ、二度目を敵の打得ざるやうにすべし、ふむと云ふは足にはかぎるべからず、身にてもふみ、心にてもふみ、勿論太刀にてもふみ付て二の目を敵によくさせざるやうに心得べし、是れ則ち物事の先の心なり、敵と一度にといひて行当る心にてはなし、其まゝ後につく心なり、能くゝゝ吟味あるべし

一 くづれを知ると云ふ事
崩と云ふ事は物毎にあるものなり、其家のくづるゝ、身のくずるゝ、敵のくづるゝ事も、時いたり拍子ちがひになりてくづるゝ所なり、大分の兵法にても、敵のくづるゝ拍子を得て、其間を抜さぬやう立追につる事肝要なり、崩るゝ所の息をぬかしては立かへす所あるべし、又一分の兵法にても、戦ふ中に敵の拍子ちがひて崩れめのつくものなり、其程を油断すれば又立帰り、新らしくなりては捗ゆかざる所なり、其崩れ目につき、敵の顔たて直さゞるやうに慥に追かくる所肝要なり、追かくるは直につよき心なり、敵たてかへさざるやうに打放すものなり、打放すと云ふ事能く分別あるべし、はなれざればしたるき心有り、工夫すべきものなり

一 敵になると云ふ事
敵に成と云ふは我身を敵になりかはりて思ふべきと云ふべきと云ふことなり、世の中を見るに盗みなどして、家のうちへ取护毪浃Δ胜毪猡韦颏狻⑼猡瑜辘悉胜fゝに強く思ひ做すものなり、左れど又盗伽紊恧摔胜辘扑激丐小⒔袷坤沃肖稳摔颏撙氏嗍证趣筏贫荬不りてせんかたなき心なり、取护毪猡韦巷糇婴胜辍⒅蛲猡瑜耆欷摺⒋蛉毪椁螭趣工毪猡韦销棨胜辍⒛堋┕し颏ⅳ毪伽贰长驈姢韦咚激易訾筏瓶证毪毪喜灰櫎胜辍长涡膜摔胜辘埔姢欷小⑷搐莆窑蚩证炀婴毪长趣胜毪伽贰⒋螭胜氡à摔筏皮狻长趣い丐袕姢激窑拼笫陇摔毪猡韦胜辍ⅳ瑜耸颏猡帘à蔚览恧颏瑜辍
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